今日はリングリンクに”縄文の夜神楽”でお馴染みの写真家、滋澤雅人がいらっしゃいました。 (茅野駅前に掲げられた巨大な縄文土偶の写真を撮影された方)
縄文土器・土偶のデザインや存在感というのは、本当に驚くべきパワーを放っていると思うのですが、先生の撮影スタイルというのは何よりも光の当て方にこだわりがあるようで、ご本人曰く、出来うる限り、縄文人の生活の中での実際の光の様子(焚き火に照らされた時に垣間見る造形の陰影)を再現されているようです。
地元の若者たちに縄文の息吹を吹き込む滋澤先生、とにかく語りが熱い!
初めて先生のお話を聞いた若者たちは、改めて縄文銀座といわれ日本で一番、縄文に所縁のあるここ諏訪地方に秘められた、驚愕的な古代のロマンに言葉を失っていました… 私も先生のお話は何度か伺っていますが、縄文好きな方ならお感じになられたかもしれませんが、縄文土器を一般的に考古館などで拝見するのと、縄文の光の貴公子)^o^(とでも言うべき滋澤雅人の写真を通じて縄文土器を見るのとでは、全くと言ってよいほど、その造形と存在感からにじみ出る迫力が違います! そして、先生の作品をみて感じることは、このコントラストによってのみ土器から浮かび上がる言葉にならないレベルの、細胞に直接働きかける暗号があるのではという感覚…
因みに私も大好きな”芸術は爆発だ”で有名な画家の岡本太郎氏自身も爆発したきっかけは、縄文土器との出会いだったといわれていますね。
先生は日本各地で展示会や講演会をされていますし、リングリンクに於いては作品を常設いたしておりますので、ご興味のある方は是非遊びにいらしてください!
以下は、滋澤雅人先生のサイト…
yokagura.com
参考記事として…
⭐️縄文遺産写真展
http://dream-society.com/blog/縄文遺産写真展-開催中(9月11日まで)/
⭐️縄文人の行き方を学び、現代の生活に取り入れる!
http://choju-daisakusen.com/?p=2965